〜理科の授業で“研究する生き方”に触れる〜
本校の理科の授業において、京都大学大学院で数学を研究されている 伊藤陽向さん をお招きし、特別授業を実施しました。
今回の目的は、単に高度な数学に触れることではありません。
「研究をする人の生き方に触れること」
それが、理科の授業の中にこの時間を位置づけた理由です。
未解決の問いに向き合い続けるということ
授業では、ピタゴラスの定理からフェルマーの最終定理へと話が広がりました。
しかし、生徒たちが最も強く引き込まれたのは、
・ゴールが保証されていない世界に挑むこと
・好きだからこそ続けられるという姿勢
・成果が出るか分からなくても考え続ける覚悟
といった「研究者の在り方」でした。
理科で育てたい力は、公式を覚えることではありません。
問いを持ち、粘り強く考え続ける力です。
その姿を、伊藤さん自身が体現してくださいました。
理科は“答えを知る教科”ではない
理科の学習は、すでに分かっている事実を学ぶ時間でもありますが、
その先には「まだ分かっていない世界」が広がっています。
研究とは、その未知の世界に踏み出す営みです。
今回の授業を通して、生徒たちは
「自分にも問いを持つことができる」
「好きなことを突き詰める道がある」
という可能性に触れることができました。
生徒の感想より
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「一つのことを考え続けるのがすごいと思った」
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「数学は難しかったけど、研究って面白そうだと思った」
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「自分も好きなことをもっと大切にしたいと思った」
理科の授業の中で、“生き方”に出会う。
そんな時間になったと感じています。
伊藤陽向さん、貴重な学びをありがとうございました。