卒業アルバムは自分たちの手で!プロカメラマン坪谷健太郎氏による特別授業を開催
この度、生徒たちが主体となって卒業アルバムを制作するため、プロのカメラマンである坪谷 健太郎さんをお招きし、特別授業を実施しました。
卒業という大切な節目を最高の形で残すため、生徒たちはプロの技術と「想いを伝える」ための写真哲学を熱心に学びました。
1.教室での「コンセプト」と「構図」の理論学習
授業は、まず教室での座学からスタートしました。坪谷氏は、単に写真を撮る技術だけでなく、「卒業アルバムを通して、誰に何を伝えたいか」というコンセプトの重要性、そして被写体の魅力が最大限に伝わる構図やアングルの考え方について、熱く語ってくださいました。
黒板に描かれた図や、具体的な写真例を見せながらの解説に、生徒たちは真剣な眼差しで聞き入っていました。
2.実践!プロの指導で「決定的瞬間」を切り撮る
座学の後は、いよいよ実践です。教室や体育館、校庭といった様々な場所で、実際にカメラ機材(三脚付きのカメラなど)を用いて撮影に挑戦しました。
坪谷さんは、生徒一人ひとりの横に付き、カメラの操作方法から、光の捉え方、狙った被写体を魅力的に見せるためのアングルなど、丁寧なアドバイスをしてくださいました。生徒たちは、プロから学んだ技術を活かし、仲間たちとの躍動感あふれる瞬間を、卒業アルバムの「作品」として切り撮ることに夢中になっていました。
今回の特別授業を通じて、生徒たちは写真技術だけでなく、アルバム制作という共同作業を通して「伝える力」や「企画力」も養うことができました。今年の卒業アルバムは、生徒たちの情熱と工夫が詰まった、思い出深い一冊となることでしょう。